読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

阿波のような愛だった

日々の阿波を綴ります

スリップ

2月6日月曜日

6時に起きて、香川県に向かう。今日は午前中だけ仕事した後、半休ブレーブス(©︎すずきくん)を頂いて、月一の通院をさせてもらう。午後の診療時間まで時間があったので、行きつけのドント飯店で炒飯と餃子734円…端数…消費税なのかな…を頂いた後、暇を潰そうとジュンク堂を覗いたら、シェイ・セラーノとアルトゥーロ・トレスの"ラップ・イヤー・ブック"を見つけてしまう。あちゃー、欲しい。棚から取り出したり戻したりして、私は我慢しようと戦いました!情状酌量を!という事実をでっち上げたのちレジへ。お会計してくれた店員さんの名札を見ると、そこには「大麻」とあり、「おおあさ」とふりがなが振ってあった。お会計を経て、本がより一層ドープなブツになったような気がした。

 

通院を終えて、家に帰ると16時半。早く帰れて嬉しい、と気が緩んで、ここに書くのも恥ずかしい面倒くさいしょうもないことをしてAppleサポートのお世話になる。2時間くらい電話して、すっかり意気消沈。

 

元気出そうと、aikoのDVD "Love Like Pop add." (2005)を見る。2004年、LLP vol.8の追加公演、大阪城ホール日本武道館のライブが入っている。シングル"かばん"リリースと同じタイミング。バンドがもうロック極まりない演奏で、テンポも速め。"be master of life"とか"ジェット"とか超速い。これはこれで楽しい。この頃のaikoはもうメロディ変えまくりのフェイク入れまくりで何度も吹き出してしまう。今はここまでアドリブ入れない気がする。"えりあし"の2番とか元々のメロディーと同じ音程無かったのではと思うくらい。私的ハイライトはメドレーの"ひまわりになったら"で泣いちゃってからの"September"、そして、もうニューオーリンズ行かなくて大丈夫!aikoいるから!の"白い服黒い服"という流れ。やあ…aiko凄かった…知ってたけどやっぱ凄かった…。打ちのめされたので寝る。

 

2月7日火曜日

6時に起きて、7時半から仕事。午前中はかなり調子が悪くて、自分を罵る言葉が頭から離れなかった。凄いのが来てるな、凄いのが来てる、と思いながら仕事を続けていたが、凄いの、とはなんだろう、と考えて、悪魔だと思った。いつも悪魔がやってくる。やってくるや否や、私を罵り、私の自由を奪い、私を疲れさせる。私はいつも悪魔と闘っているのだ。世の中は内なる悪魔と闘ったりしない人が大多数だと思うけど、私はそれを心底羨ましく思う。悪魔に打ち勝つ日は来るのだろうか。そんな日が望めないなら、せめて休戦協定を結びたい。

 

18時半に終わって、19時過ぎに帰る。Samphaの"Process"(2017)を聞く。一聴して、フランク・オーシャンの"ブロンド"を思い起こす。簡単にカテゴライズできないトラックと、"(No One Knows Me) Like the Piano"のようなホンキートンクが聞こえるバラードが同居している感覚。"Timmy's Prayer"がやっぱり好き。途中でがらっと展開が変わる曲が好きなんです。"What Shouldn't I Be?"聞いてて、YAMAHA DX-7のRaindropって音色に似てるなあと思っていて、エレキングのインタビュー読んだら、本当にDX-7弾いてるみたいでびっくりした。

 

2月8日水曜日

6時に起きて、8時から仕事。今日も本当に酷かった。役立たずのまま仕事を終える。

 

家に帰ってからも、何もする気が起こらないまま、携帯電話を覗いていた。かなしい一日。

 

2月9日木曜日

6時15分に起きて、8時から仕事。吹雪の中、徳島道を走る。今日の現場は、以前の職場の先輩だったYさんの働いている病院。初めてこの病院でYさんを見かけたのは外来だったのだが、今日は病棟にいたので、何度も何度もすれ違った。それでもお互いに声は掛けず。

 

18時に仕事を終えて、19時には帰宅。今日も何もする気が起きなかった。家族ともうまく話せず。疲れてるせいだと思い込んで早めに休む。

 

2月10日金曜日

6時に目を覚まして、カーテンの隙間から外を覗くと、たくさんの牡丹雪が舞っているのが見えた。油断していた。今日は、昨夜に家まで乗って帰っている社用車を運転して、仲多度郡まで行かなくてはならないのだけど、こんな吹雪になるなんて知らなかった。チェーンは会社に置いてある自分の車の中に置いてきてしまった。それでも、とりあえず行かなくてはならない。

仲多度郡へは国道438号線で山を越えて行く。何も考えずにグーグルマップのナビに従って行ったら、脇町から美馬まで一区間だけ高速にのる羽目になってしまった。高速はさすがに除雪されているものの、美馬市に入ってから雪の積もり方が凄い。美馬ICに着いたので高速を降りる。料金所までのカーブで軽く後輪が滑る。料金所を出ると438号線なので、山の方へとハンドルを切る。何センチ積もっているのだろう。運転したことのない雪量の中を恐る恐る走る。438号線の山道に入って最初のカーブ。スリップした。気がつくと、進んでいた方向から90度左を向いて、積もった雪に突っ込んでいた。生まれて初めてスリップしましたけれども、本当に何にもできなくなるんですね。雪にはまったかと思ったけど、何とか抜け出して、山道を下っていく。対向車とすれ違うのが怖い。何とか山道を下りきって、コンビニに車を停める。

もう行けない、事故るのこわいと諦めそうになるも、高速は走れたなと思い直し、川之江JCT経由で大回りして行くことに。もう一度美馬ICから徳島道に乗る。池田の方まで来ると、雪はそれほど降っていなかった。一時間半ほど高速を飛ばして、無事に現場に着く。車を降りて現場に入るや否や、小池さんにすぐ作業にかかるように言われ、その後も失敗ばかりしてしまい、もちろん何度か小池さんには無視され、438号線でスリップしてした時に、反対車線に飛び出していればこんなに辛い思いはせずに済んだのかもしれない、などと考えてしまったりする。

 

19時に仕事を終えて、家に帰る。家族で夕飯を食べてる時に、父がある芸能人の名前を思い出せなくて、大きい声でああでもないこうでもないと言い、終いには母に、お前覚えてないのか、おかしいぞと言い出したので、うるさい、と言ってしまった。一瞬の静寂の後、すみませんと言い、黙って夕飯を食べ終えた。疲れてるという言い訳でどうにか逃げ切りたいのですが、やっぱり駄目でしょうか。駄目ですよね。

明日はお休み。早く寝て早く起きよう。お休みの日を一秒でも長くしたい。月曜日までの時間をできるだけ稼ぐためにはどうすれば良いかと、毎週毎週何かに取り憑かれているように考えを巡らせている。

 

2月11日土曜日

9時に起きる。イヤホンのコードが断線してしまったので、鴨島ケーズデンキまで買いに行く。帰りにブックオフに寄ってCDを一枚買う。久しぶりに湯船にお湯を溜め、入浴剤など入れて、お風呂に入る。夜につちださんと電話する。「わたしの音楽」とは何なのか、という話など。それで土曜日はおしまい。あっという間。

 

2月12日日曜日

8時半に起きる。今日はYちゃんとTさんと牡蠣を食べに行く日。11時半に徳島駅前で待ち合わせして、鳴門の「うちの海」というお店へとYちゃんの車に乗り合わせて向かう。そこは持ち込みが自由なので、途中マルナカに寄って、飲みものや薬味などを買う。到着して、一時間半の食べ放題がスタート。席に着くと、目の前の鉄板の上に、巨大な四角い蓋がしてあって、既に中で蒸し焼きが始まっている。時が来ると、店員さんがやってきて、天井からぶら下がっているスイッチを押す。すると、天井についているモーターによってワイヤーが巻き上げられ、繋がっている蓋を引っ張り上げる。立ち上る湯気。その中より現れたるは鉄板を埋め尽くす牡蠣。それを軍手でとって、ナイフで開けて、醤油やポン酢などで食べる。すごく美味しい。牡蠣ってこんな味だったのか。今まで食べた牡蠣と全く違った。牡蠣ごはんや味噌汁もついて2500円。お腹いっぱい。

 

その後は、せっかく鳴門に来たんだから渦潮を見よう、ということで渦の道へ行く。今日は大潮だったのだけど、干潮より一時間後だったので、ちょこちょこ巻いてるものの、大きな渦潮は見られず。それでも久しぶりの観光気分を味わって満足。

f:id:abshchr:20170212192636j:image

f:id:abshchr:20170212192718j:image

f:id:abshchr:20170212192809j:image

f:id:abshchr:20170212192725j:image 

その後は、Yちゃんは用事があり、Tさんは家が遠いからということでお開きに。午後4時。徳島駅でひとりぼっち。急に予定が空っぽになった私は、どこに行けばいいのか、何をすればいいのかわからなくなってしまい…

 

I am a sinner who's probably sin again

Lord, forgive me

Lord, forgive me

Things I don't understand

Sometimes I need to be alone

Bitch, don't kill my vibe

Bitch, don't kill my vibe

 

…ふと気がつくと、24,000円が消えていた。もう本当にどこにも行きたくない。私は私を閉じ込める計画を立てなくてはならない。見張っててもらっても駄目なのだから、力ずくで閉じ込めるしかない。悲しいが、他に方法はない。